2013年03月22日
KSC M8000クーガー SYSTEM7
KSCのM8000クーガーのSYSTEM7モデル、出ました。
外装の新規金型はアウターバレルだけでしょうか?
スライドの刻印は、少し何かが足りない内容。書き足しが出来る仕様です。
ベレッタ裁判前のモデルと見比べてみましょう。
アウターバレル周辺はこんな感じに分解されます。(アウターとインナーも分離します)
リアルじゃなくなった!と悲しむ程では無いと思います。
実銃用グリップが装着可能です。
ファーラー製のラバーグリップとフィンガーアダプターも付きます。
ブリーチ裏はこんな感じ。末尾の突起でハンマーを大きく起こして、以後は接触しないようにします。
説明書の実銃解説は初期製品のものの復活ではなく、ロータリーロッキング方式についての解説となって復活。
作動は最近のKSC製品同様、ビシバシと快調に動きます。
過去のバージョンの印象が強く残っている程、驚きも大きいと思います。
外装の新規金型はアウターバレルだけでしょうか?
スライドの刻印は、少し何かが足りない内容。書き足しが出来る仕様です。
ベレッタ裁判前のモデルと見比べてみましょう。
アウターバレル周辺はこんな感じに分解されます。(アウターとインナーも分離します)
リアルじゃなくなった!と悲しむ程では無いと思います。
実銃用グリップが装着可能です。
ファーラー製のラバーグリップとフィンガーアダプターも付きます。
ブリーチ裏はこんな感じ。末尾の突起でハンマーを大きく起こして、以後は接触しないようにします。
説明書の実銃解説は初期製品のものの復活ではなく、ロータリーロッキング方式についての解説となって復活。
作動は最近のKSC製品同様、ビシバシと快調に動きます。
過去のバージョンの印象が強く残っている程、驚きも大きいと思います。
2013年02月17日
KSC G17対応カスタムパーツ
KSCのグロックシリーズに対応した新作パーツが珍しく発売されたので購入しました。
フローティングバルブです。
Action Airsoftという香港の会社の製品で、パッケージには「for GBB M4/GLOCK/USP SERIES」となっています。
せっかくなので手元の同箇所のパーツを並べてみました。
左からRCC、ノーマル、ファイアフライ、Action製です。
Action製品ですが、形状自体はファイアフライ製のマルイ製品用タイプのコピーで、
複雑な形状をアルミ材からの一体削り出しとして、外周に極細の溝を切って
これまた極細のOリングを配するなど、凝った造りです。
組み込みは少しクセがあるのか、最初の数発はガスがどこかで抜けているかのような、
弱々しい動きでしたが、しばらくしたら馴染みました。
作動させた印象は、リコイルはノーマルよりは確実にアップしています。
初速はまだ未計測です。
ついでに、チャンバーパッキンも新調。
A+Airsoftの「REAPS」シリーズのKGP1です。
グロック、SYSTEM7の初期モデルに対応しています。(STIのレースメカにも使えます)
素材がノーマルより硬いので、BB弾を確実に保持しつつ、弾離れが良い印象です。
また、BB弾を保持するリブと、ホップをかける突起が分離しているので、微調整が効きます。
フローティングバルブです。
Action Airsoftという香港の会社の製品で、パッケージには「for GBB M4/GLOCK/USP SERIES」となっています。
せっかくなので手元の同箇所のパーツを並べてみました。
左からRCC、ノーマル、ファイアフライ、Action製です。
Action製品ですが、形状自体はファイアフライ製のマルイ製品用タイプのコピーで、
複雑な形状をアルミ材からの一体削り出しとして、外周に極細の溝を切って
これまた極細のOリングを配するなど、凝った造りです。
組み込みは少しクセがあるのか、最初の数発はガスがどこかで抜けているかのような、
弱々しい動きでしたが、しばらくしたら馴染みました。
作動させた印象は、リコイルはノーマルよりは確実にアップしています。
初速はまだ未計測です。
ついでに、チャンバーパッキンも新調。
A+Airsoftの「REAPS」シリーズのKGP1です。
グロック、SYSTEM7の初期モデルに対応しています。(STIのレースメカにも使えます)
素材がノーマルより硬いので、BB弾を確実に保持しつつ、弾離れが良い印象です。
また、BB弾を保持するリブと、ホップをかける突起が分離しているので、微調整が効きます。
2013年02月08日
KSC STI用マイクロマウントベース
KSC製 STIシリーズ対応のマイクロマウントベースです。
各種小型ドットサイトがスライド後部に直付け出来ます。
対応機種は今の所、タクティカル4.15、タクティカル5.0、エントリーA1の三機種です。
樹脂製スライドにこの種のマウントとサイトを付けるのには強度的不安が残りますが、出来るならやってみるのが趣味というもの。
搭載を試してみたのは、サイトロンジャパン製のミニ・ミルドット(の廉価版)と、中国製ノーブランドのITI MRDSレプリカです。
■ミニ・ミルドット
■MRDSレプリカ
最初は、ミニ・ミルドットは重くて負担がかかるだろうと思ってMRDSレプを用意したのですが、重量を比較してみたらば、前者が26g、後者が23gと大して変わらないという。
MRDSの実物が約24g(電池抜き)という事らしいので、軽さを求めてもせいぜいこの程度という事なのでしょう。
装着に関してですが、二者ともスクリューの長さ調整が、ほんのわずですが必要です。
あまり気にせず呑気に閉めこんだら、スライド内のシリンダーリターンスプリングが変形してしまいました(笑)
また、マイクロマウント自体の固定が若干甘く、固定用スクリューを軸に左右に振れてしまう場合があります。
両面テープか何かで補強した方がいいでしょうね。
さて、装着後にわかった問題点ですが、MRDSレプリカは着弾点の修正幅が狭く、近距離だとかなり下に着弾してしまいます。
サイトの後部裏面にスペーサーをかませて、少し前傾させるとマシになるかも?
ミニ・ミルドット装着時の着弾は確認していませんが、構えてみた印象ではそこそこ近距離で光点と着弾点を合わせる事が出来そうです。
データを取りたいのですが、なかなか時間が取れず…です。
各種小型ドットサイトがスライド後部に直付け出来ます。
対応機種は今の所、タクティカル4.15、タクティカル5.0、エントリーA1の三機種です。
樹脂製スライドにこの種のマウントとサイトを付けるのには強度的不安が残りますが、出来るならやってみるのが趣味というもの。
搭載を試してみたのは、サイトロンジャパン製のミニ・ミルドット(の廉価版)と、中国製ノーブランドのITI MRDSレプリカです。
■ミニ・ミルドット
■MRDSレプリカ
最初は、ミニ・ミルドットは重くて負担がかかるだろうと思ってMRDSレプを用意したのですが、重量を比較してみたらば、前者が26g、後者が23gと大して変わらないという。
MRDSの実物が約24g(電池抜き)という事らしいので、軽さを求めてもせいぜいこの程度という事なのでしょう。
装着に関してですが、二者ともスクリューの長さ調整が、ほんのわずですが必要です。
あまり気にせず呑気に閉めこんだら、スライド内のシリンダーリターンスプリングが変形してしまいました(笑)
また、マイクロマウント自体の固定が若干甘く、固定用スクリューを軸に左右に振れてしまう場合があります。
両面テープか何かで補強した方がいいでしょうね。
さて、装着後にわかった問題点ですが、MRDSレプリカは着弾点の修正幅が狭く、近距離だとかなり下に着弾してしまいます。
サイトの後部裏面にスペーサーをかませて、少し前傾させるとマシになるかも?
ミニ・ミルドット装着時の着弾は確認していませんが、構えてみた印象ではそこそこ近距離で光点と着弾点を合わせる事が出来そうです。
データを取りたいのですが、なかなか時間が取れず…です。
2012年11月18日
12年目のKSC G17
1999年6月に発売、12年目の現在も現行品のKSC製G17です。
発売時に、ほぼ同時期に発売のタナカ製にするかどうか悩んでこちらを選びました。
大きなトラブルもいくつかありましたが、基本的に頑丈で現在も充分遊べます。
大きなバージョンアップも互換性はほぼ維持されて行われており、今後も長く遊べる一挺と言えるでしょう。
さて、今回は突然にブローバックの勢いが落ちてしまい、原因を探った所、「インパクトハンマー」の変形が原因だと推定しました。
ノーマルパーツに交換するのも素直な方法ですが、せっかくカスタムパーツが存在しているのでそちらを試してみました。
まずはShootersDesign製のステンレス製パーツ。
定価¥3500くらいです。
非常にシャープで、若干オーバーサイズ気味なので、最初は動きが渋いです。
耐久性を重視するならいいと思います。
ただ、重量がノーマルの亜鉛製の倍はあるので、ハンマーの打撃力がそがれるかも?
どうやら、強化ハンマースプリングと組み合わせて使うのが目的の部品のようです。
お次はinfantry Tech製のアルミ製パーツ。
プラグ(フローティングバルブ)とセットでこれも定価¥3500くらいです。
こちらは7075アルミ製でノーマルパーツより遥かに軽量です。
説明書にも、軽量化でスピード向上を狙ったとあります。
前者が耐久性、後者が作動向上目的という感じでしょうか。
比較すると、ノーマルパーツのくたびれ具合がわかると思います。
この製品は、インパクトハンマー(バルブノッカー)をハンマーが直線的に叩くのではなく、
斜め上後方から「押す」様な仕組みなっているのですが、中間部にハンマーの打撃が
加わるためこのように曲がってしまいます。
10年以上かけてですけど。
さて、パーツを交換してみて、若干の改善はあったのですが、
まだ不満があったのでピストンカップも新品に交換しました。
ピストンカップは、外周部が薄く磨耗しているような雰囲気でした。
それでも、数年前に購入したG18Cと比較するとブローバックの勢いはいまひとつ。
まだ他に原因が隠されている様子です。
発売時に、ほぼ同時期に発売のタナカ製にするかどうか悩んでこちらを選びました。
大きなトラブルもいくつかありましたが、基本的に頑丈で現在も充分遊べます。
大きなバージョンアップも互換性はほぼ維持されて行われており、今後も長く遊べる一挺と言えるでしょう。
さて、今回は突然にブローバックの勢いが落ちてしまい、原因を探った所、「インパクトハンマー」の変形が原因だと推定しました。
ノーマルパーツに交換するのも素直な方法ですが、せっかくカスタムパーツが存在しているのでそちらを試してみました。
まずはShootersDesign製のステンレス製パーツ。
定価¥3500くらいです。
非常にシャープで、若干オーバーサイズ気味なので、最初は動きが渋いです。
耐久性を重視するならいいと思います。
ただ、重量がノーマルの亜鉛製の倍はあるので、ハンマーの打撃力がそがれるかも?
どうやら、強化ハンマースプリングと組み合わせて使うのが目的の部品のようです。
お次はinfantry Tech製のアルミ製パーツ。
プラグ(フローティングバルブ)とセットでこれも定価¥3500くらいです。
こちらは7075アルミ製でノーマルパーツより遥かに軽量です。
説明書にも、軽量化でスピード向上を狙ったとあります。
前者が耐久性、後者が作動向上目的という感じでしょうか。
比較すると、ノーマルパーツのくたびれ具合がわかると思います。
この製品は、インパクトハンマー(バルブノッカー)をハンマーが直線的に叩くのではなく、
斜め上後方から「押す」様な仕組みなっているのですが、中間部にハンマーの打撃が
加わるためこのように曲がってしまいます。
10年以上かけてですけど。
さて、パーツを交換してみて、若干の改善はあったのですが、
まだ不満があったのでピストンカップも新品に交換しました。
ピストンカップは、外周部が薄く磨耗しているような雰囲気でした。
それでも、数年前に購入したG18Cと比較するとブローバックの勢いはいまひとつ。
まだ他に原因が隠されている様子です。
2012年11月04日
KSC AK74M
KSCの新製品 ガスブローバックガン AK74Mを購入しました。
予算的に厳しかったのですが、現物を見たら我慢できずに(笑)
外観に関しては、パーツの分割をある程度省略してありますが、大半が金属製(アルミ)で黒塗装仕上げとなっており、AKらしい雰囲気になっています。
リアルさを重視するならスチール製のGHK製品をどうぞ。
個人的にあまりメリットを感じない、ストックの折り畳み機構。
鑑賞・部屋撃ち・サバゲでは畳めてどうなの?という印象しか無いのですが、軍隊で運用するには必要な機能なんでしょうね。
説明書末尾の実銃説明は4ページあり、AKの歴史と豆知識が簡潔にまとめられています。
恒例の隠しメーカーロゴは、セフティレバーの下に隠れていて、通常は見えません。
レバーの動きは、自分の個体は緩めです。
シリンダー&ピストンまわりを分解。
完全に分解してみましたが、フロートバルブ周辺は見慣れた光景なうえにやや面倒なので行わない方がいいです。
今回目立つのは気密取りがOリングではなくピストンカップである点です。
指で穴をふさいで動かしてみた所、気密はしっかり取れていました。
動きもスムーズです。
チャンバーまわりを分解。
ピストルやM4に採用された金属プレートでラバーチャンバーを押し下げる方式ではなく、樹脂板を介して金属シャフトで押す仕組みです。
ダイヤルの内側の傾斜に関係無くシャフトが垂直に動き、ダイヤルの動きにラバーチャンバーは左右されません。
チャンバー内側の突起は二股形状で弾道の左右のぶれを抑えます。
トリガーガード、グリップまわり。
カスタムパーツが上手く付くかどうか気になる所です。
作動は極めて軽快で、フルオートでリアルカウントの30連射撃ち切りも可能です。
ボルトキャリアーをアルミで軽量に作り、ストロークも実銃の70%程度に留めて、作動重視で作ってあります。
セミオート時の動きにも余裕があり、アルミ製のパーツを重い素材に変更すればリコイル重視型にする事も出来ると思います。
ボルトキャリアーが後退時にぶつかるバッファーを取り外すと、ストロークの延長が可能…と思いきや、ハンマーがボルトキャリアー前側に落ち込んでロックしてしまいます。
大幅な変更をしない限りは、延長出来たとしても10mm程度です。
実射は5m程度しか試していませんが非常に良好な印象です。
AK系のガスブローバックガンはGHK(旧/新)、SRC、WEから先行して発売されていますが、実射性能とサポート面のメリットでKSC製品も充分に魅力的だと思います。
予算的に厳しかったのですが、現物を見たら我慢できずに(笑)
外観に関しては、パーツの分割をある程度省略してありますが、大半が金属製(アルミ)で黒塗装仕上げとなっており、AKらしい雰囲気になっています。
リアルさを重視するならスチール製のGHK製品をどうぞ。
個人的にあまりメリットを感じない、ストックの折り畳み機構。
鑑賞・部屋撃ち・サバゲでは畳めてどうなの?という印象しか無いのですが、軍隊で運用するには必要な機能なんでしょうね。
説明書末尾の実銃説明は4ページあり、AKの歴史と豆知識が簡潔にまとめられています。
恒例の隠しメーカーロゴは、セフティレバーの下に隠れていて、通常は見えません。
レバーの動きは、自分の個体は緩めです。
シリンダー&ピストンまわりを分解。
完全に分解してみましたが、フロートバルブ周辺は見慣れた光景なうえにやや面倒なので行わない方がいいです。
今回目立つのは気密取りがOリングではなくピストンカップである点です。
指で穴をふさいで動かしてみた所、気密はしっかり取れていました。
動きもスムーズです。
チャンバーまわりを分解。
ピストルやM4に採用された金属プレートでラバーチャンバーを押し下げる方式ではなく、樹脂板を介して金属シャフトで押す仕組みです。
ダイヤルの内側の傾斜に関係無くシャフトが垂直に動き、ダイヤルの動きにラバーチャンバーは左右されません。
チャンバー内側の突起は二股形状で弾道の左右のぶれを抑えます。
トリガーガード、グリップまわり。
カスタムパーツが上手く付くかどうか気になる所です。
作動は極めて軽快で、フルオートでリアルカウントの30連射撃ち切りも可能です。
ボルトキャリアーをアルミで軽量に作り、ストロークも実銃の70%程度に留めて、作動重視で作ってあります。
セミオート時の動きにも余裕があり、アルミ製のパーツを重い素材に変更すればリコイル重視型にする事も出来ると思います。
ボルトキャリアーが後退時にぶつかるバッファーを取り外すと、ストロークの延長が可能…と思いきや、ハンマーがボルトキャリアー前側に落ち込んでロックしてしまいます。
大幅な変更をしない限りは、延長出来たとしても10mm程度です。
実射は5m程度しか試していませんが非常に良好な印象です。
AK系のガスブローバックガンはGHK(旧/新)、SRC、WEから先行して発売されていますが、実射性能とサポート面のメリットでKSC製品も充分に魅力的だと思います。
2012年08月24日
スライドストップノッチ強化(2)
前回と同じ手法を、STIのレースメカに適用した例です。
金属板を外側に向けて曲げてます。
最終的に衝撃を受け止めるのが樹脂部分なので、スライド側面が変形してきそうですが、スライドストップ側を加工して実際に接触する部分が奥の方になる様に調整してあるので、影響はほとんど感じられません。
余談ですが、STIのチャンバーパッキンは専用品なのですが、海外製のSYSTEM7モデル用のものも流用出来ます。
ノーマルではBB弾を取りこぼさない意図で、パッキンの後方にフードが付いているのですが、無くても給弾不良はほとんど発生しません。
この個体には、GUARDER製のM4A1用パッキンを使用しています。
A+エアソフトのKSC用も使えます。
金属板を外側に向けて曲げてます。
最終的に衝撃を受け止めるのが樹脂部分なので、スライド側面が変形してきそうですが、スライドストップ側を加工して実際に接触する部分が奥の方になる様に調整してあるので、影響はほとんど感じられません。
余談ですが、STIのチャンバーパッキンは専用品なのですが、海外製のSYSTEM7モデル用のものも流用出来ます。
ノーマルではBB弾を取りこぼさない意図で、パッキンの後方にフードが付いているのですが、無くても給弾不良はほとんど発生しません。
この個体には、GUARDER製のM4A1用パッキンを使用しています。
A+エアソフトのKSC用も使えます。
2012年08月22日
HK45のスライドストップノッチを強化してみる
KSCのHK45のスライドストップノッチを補強してみました。
金属線を打ち込むのがポピュラーな様ですが、自分は金属板を埋め込みます。
プラモデル用のエッチングソー(極薄ノコギリ)を使います。
また、エッチングソーの枠になっている余りの部分を埋め込み材に使います。
素材はステンレスですね。
まず、スライド下面の中間あたりに溝を掘ります。
深さはノッチの分だけ、前後長は10mmくらいになります。10mmのうち6mm位は、エッチングソーを切り込ませるための余裕で、後で埋めます。
Lの字に折り曲げた金属板を差し込んで、瞬間接着剤で固定します。エポキシ系の方が強固でしょう。
先端部分ですが、外に向けるか内に向けるかは組み込み対象によります。
M1911系は外側、HK45のようなノッチが貫通しているタイプは内側になります。
接着が出来たら、余分を削り取ります。
ステンレス板なので、ダイヤモンドヤスリなどで丁寧に削り取ります。
仕上げに、溝に瞬間接着剤を流し込んで埋めます。(画像ではまだ埋めてません)
完成したら、耐久性を確認します。
手でスライドを引いてストップをかけるのとでは衝撃の具合が違うので、キチンとガス圧でスライドを動かして確認します。
今回は、50回程、掛ける>解除を繰り返しましたが、特に問題無い様です。
難点は、ステンレス板を使うと黒染めがほとんど出来ないので、金属色がキラキラと目立つ事くらいでしょうか。
この方法、新型STIにも適用したいのですが、ノーマルのノッチ強化策とかち合うので困難なんですよね。
残念。
金属線を打ち込むのがポピュラーな様ですが、自分は金属板を埋め込みます。
プラモデル用のエッチングソー(極薄ノコギリ)を使います。
また、エッチングソーの枠になっている余りの部分を埋め込み材に使います。
素材はステンレスですね。
まず、スライド下面の中間あたりに溝を掘ります。
深さはノッチの分だけ、前後長は10mmくらいになります。10mmのうち6mm位は、エッチングソーを切り込ませるための余裕で、後で埋めます。
Lの字に折り曲げた金属板を差し込んで、瞬間接着剤で固定します。エポキシ系の方が強固でしょう。
先端部分ですが、外に向けるか内に向けるかは組み込み対象によります。
M1911系は外側、HK45のようなノッチが貫通しているタイプは内側になります。
接着が出来たら、余分を削り取ります。
ステンレス板なので、ダイヤモンドヤスリなどで丁寧に削り取ります。
仕上げに、溝に瞬間接着剤を流し込んで埋めます。(画像ではまだ埋めてません)
完成したら、耐久性を確認します。
手でスライドを引いてストップをかけるのとでは衝撃の具合が違うので、キチンとガス圧でスライドを動かして確認します。
今回は、50回程、掛ける>解除を繰り返しましたが、特に問題無い様です。
難点は、ステンレス板を使うと黒染めがほとんど出来ないので、金属色がキラキラと目立つ事くらいでしょうか。
この方法、新型STIにも適用したいのですが、ノーマルのノッチ強化策とかち合うので困難なんですよね。
残念。
2012年03月02日
KSC STIタクティカル4.15 その2
国内KSC版4.15と海外KSC版のナイトホークとの比較です。
海外版もKWAブランドではなく、KSCブランドで販売されています。
違いは、スライドのデザイン、ダストカバー下のアクセサリーレイルの形状、グリップがSTI製かレプリカか。
スライドはセレーションのデザインが最大の違いです。
アクセサリーレイルは、海外版に加工をしたものと思っていましたが、金型そのものが違う様子です。
グリップは海外KSC版のレプリカの方が若干太いです。
マガジンは同じ金型から作られている様ですが、海外用を加工してSTI製グリップに対応させてあります。
右面の違いは、KSC版にはシャーシに2011の刻印がある、マガジンキャッチにSTIの刻印があるなど。
シリアルナンバーやJASG刻印の入り方から、やはり金型が別な様です。
アンダーレイルの比較を。
長さ、溝の位置、面取り、刻印などが異なります。
チラッと見えるマガジンバンパーの形状も違います。
マガジンバンパーは、湯じわの入った謎の素材。
USPのバリエーションモデルにも使われていた素材ですが、何でしょう?
スライド後面などを比較。
素材はもちろん、細部の形状も異なります。エジェクションポートの形状とか。
海外版はエキストラクターヘッドの表現がありません。海外の人はそれでいいのか?
手持ちのSYSTEM7メカ採用のガバ系を集合。
スライドやバレルを組み替えて遊べるかと思いきや、あまり互換性が無いんですね。
(国内KSC版同士は互換性あります)
オチはありません。
海外版もKWAブランドではなく、KSCブランドで販売されています。
違いは、スライドのデザイン、ダストカバー下のアクセサリーレイルの形状、グリップがSTI製かレプリカか。
スライドはセレーションのデザインが最大の違いです。
アクセサリーレイルは、海外版に加工をしたものと思っていましたが、金型そのものが違う様子です。
グリップは海外KSC版のレプリカの方が若干太いです。
マガジンは同じ金型から作られている様ですが、海外用を加工してSTI製グリップに対応させてあります。
右面の違いは、KSC版にはシャーシに2011の刻印がある、マガジンキャッチにSTIの刻印があるなど。
シリアルナンバーやJASG刻印の入り方から、やはり金型が別な様です。
アンダーレイルの比較を。
長さ、溝の位置、面取り、刻印などが異なります。
チラッと見えるマガジンバンパーの形状も違います。
マガジンバンパーは、湯じわの入った謎の素材。
USPのバリエーションモデルにも使われていた素材ですが、何でしょう?
スライド後面などを比較。
素材はもちろん、細部の形状も異なります。エジェクションポートの形状とか。
海外版はエキストラクターヘッドの表現がありません。海外の人はそれでいいのか?
手持ちのSYSTEM7メカ採用のガバ系を集合。
スライドやバレルを組み替えて遊べるかと思いきや、あまり互換性が無いんですね。
(国内KSC版同士は互換性あります)
オチはありません。
2012年03月01日
KSC STIタクティカル4.15
KSC製ガスブローバックガン STIタクティカル4.15です。
照明の都合で青みががっていますが、実際はマットブラックカラーです。
基本的には、海外先行のSTIナイトホーク4.3のスライド載せ替え、グリップ付け替えモデルになります。
中身的には、改良ホップシステムが日本国内版だけの仕様っぽいです。
スライドのトップに面取りがあります。
ヘイニーサイトは旧シリーズの流用ではありません。
サムセフティはキャリーガンらしく幅の狭いものに、ビーバーテイルの形状も異なります。
ファイヤリングピンリテイナーの表現があります。(5.1の時は削って無くなっていたようで)
エキストラクターの頭は凹んだ表現に変更。
スライドストップノッチの深さが変わっています。
ショートスライド化による調整ですね。
強化プレートの埋め込み位置も若干内側に寄った気がします。
トリガーの長さが違うとか、マガジンキャッチの頭に穴が開いているとか。
実銃は2012年モデルでは「4.0」名義になり、バレルの長さ、スライド後部のセレーションの数、スライド右面の刻印が変更されています。
(旧型でもセレーション数は何パターンかありますが)
外観上のウィークポイントは、バレルがシルバー色ではない事くらいでしょうか。
作動は、スライドの短縮によりさらにスピードがアップしています。
集弾性、飛距離も5.1に劣らない印象です。
5.1で指摘された欠点も改善されている様子で、さらにいい感じになっています。
次回作はタクティカル3.0かパーフェクト10あたりを期待しています。
照明の都合で青みががっていますが、実際はマットブラックカラーです。
基本的には、海外先行のSTIナイトホーク4.3のスライド載せ替え、グリップ付け替えモデルになります。
中身的には、改良ホップシステムが日本国内版だけの仕様っぽいです。
スライドのトップに面取りがあります。
ヘイニーサイトは旧シリーズの流用ではありません。
サムセフティはキャリーガンらしく幅の狭いものに、ビーバーテイルの形状も異なります。
ファイヤリングピンリテイナーの表現があります。(5.1の時は削って無くなっていたようで)
エキストラクターの頭は凹んだ表現に変更。
スライドストップノッチの深さが変わっています。
ショートスライド化による調整ですね。
強化プレートの埋め込み位置も若干内側に寄った気がします。
トリガーの長さが違うとか、マガジンキャッチの頭に穴が開いているとか。
実銃は2012年モデルでは「4.0」名義になり、バレルの長さ、スライド後部のセレーションの数、スライド右面の刻印が変更されています。
(旧型でもセレーション数は何パターンかありますが)
外観上のウィークポイントは、バレルがシルバー色ではない事くらいでしょうか。
作動は、スライドの短縮によりさらにスピードがアップしています。
集弾性、飛距離も5.1に劣らない印象です。
5.1で指摘された欠点も改善されている様子で、さらにいい感じになっています。
次回作はタクティカル3.0かパーフェクト10あたりを期待しています。
2011年10月31日
KSC M1911A1 system7
国内では未発売の、KSC製M1911A1のシステム7バージョンです。
外観上の新旧の違いは、スライドの素材(海外版はアルミ系、マグネシウム?)と、スライド右面の刻印だけです。
フレームとバレルはABS樹脂です。
エジェクションポートから見ると、新旧が一目瞭然です。
ノズルに給弾フックが装備できたため、マガジンリップ位置が低くなっています。
スライド下面を見ると、新旧の違いがよくわかります。
旧型はピストンからノズルが生え、システム7はシリンダーからノズルが生えます。
フレーム内部は、バレル基部とかみ合う部分の形状が異なります。
バレル基部形状は全く異なります。
新型はフレーム側とかみ合って固定されるため大きく張り出しています。
この形状のため、バレルをスライド前部から引き出して分解出来なくなっており、ガバ好きとしては非常に残念。
国内販売するなら絶対に直して欲しい箇所です。
日本市場は、同価格帯はマルイ製品が圧倒的なシェアを取っているため、国内版は発売されないような気もします。
STI社の「GI」モデルとして発売するなど、ちょっと工夫が必要かと。(インベル911はいまさらかと思います)
作動に関しては、先だって発売されたEDGE5.1と同質の、軽快で鋭い動作となっています。
最初からこれだったら、もっと売れたでしょうね。
おまけ
旧型のリコイルプラグの、細くなっている部分に板鉛を巻くと、リコイルショックがアップします。
M945も、金属製のチューブを装着すると手応えが増します。
外観上の新旧の違いは、スライドの素材(海外版はアルミ系、マグネシウム?)と、スライド右面の刻印だけです。
フレームとバレルはABS樹脂です。
エジェクションポートから見ると、新旧が一目瞭然です。
ノズルに給弾フックが装備できたため、マガジンリップ位置が低くなっています。
スライド下面を見ると、新旧の違いがよくわかります。
旧型はピストンからノズルが生え、システム7はシリンダーからノズルが生えます。
フレーム内部は、バレル基部とかみ合う部分の形状が異なります。
バレル基部形状は全く異なります。
新型はフレーム側とかみ合って固定されるため大きく張り出しています。
この形状のため、バレルをスライド前部から引き出して分解出来なくなっており、ガバ好きとしては非常に残念。
国内販売するなら絶対に直して欲しい箇所です。
日本市場は、同価格帯はマルイ製品が圧倒的なシェアを取っているため、国内版は発売されないような気もします。
STI社の「GI」モデルとして発売するなど、ちょっと工夫が必要かと。(インベル911はいまさらかと思います)
作動に関しては、先だって発売されたEDGE5.1と同質の、軽快で鋭い動作となっています。
最初からこれだったら、もっと売れたでしょうね。
おまけ
旧型のリコイルプラグの、細くなっている部分に板鉛を巻くと、リコイルショックがアップします。
M945も、金属製のチューブを装着すると手応えが増します。
2011年10月22日
ジャンクいじり
数年前に部品取り用に入手した、STIのリアルメカのジャンクを再生中。
光線銃っぽいの。
リムキャットのドラゴンっぽいの。
前オーナーが一度完成させた後、何かしらあってバラされた状態で入手。
ノコギリとヤスリとパテで制作されたもので、全体的にグニャグニャした造形だったのを手直し中です。
バレルとバレルウェイトの保持方法も変更。
古い製品ですが、今になってわかった調整方法もあったりして、楽しいもんです。
スペアマガジンがもういくつか欲しい所。
光線銃っぽいの。
リムキャットのドラゴンっぽいの。
前オーナーが一度完成させた後、何かしらあってバラされた状態で入手。
ノコギリとヤスリとパテで制作されたもので、全体的にグニャグニャした造形だったのを手直し中です。
バレルとバレルウェイトの保持方法も変更。
古い製品ですが、今になってわかった調整方法もあったりして、楽しいもんです。
スペアマガジンがもういくつか欲しい所。
2011年10月05日
KSC STI EDGE 5.1 SYSTEM7 (2)
KWA版との比較なぞ。
KWA版は4.3ナイトホークとなっています。
外観上で比較出来る相違点として挙げられるのは、ストップノッチ強化の有無、リアサイトがボーマータイプかノバックタイプか、レバー類の形状、グリップの違い、マガジンの互換性の有無のです。
まず、ストップノッチは、KWA版はスライドの素材がマグネシウムなので不要と判断したようです。
それでもいずれは変形してくるのですが。
サイトの違いは、スライド側の形状とブリーチスクリューを通す方向にも影響を与えます。
レバー類は、新旧の互換性は無し、KSCとKWAは互換性有りです。
グリップはKWA内製とSTI供給品とで、微妙に形状が異なります。
断面形状も異なるため、マガジンに加工が入っています。
KWA製マガジンは、KSC製本体には挿入できませんが、逆は可能です。ガタガタですが。
スライドは互換性ありですが、フィッティングが必要です。
とりあえず標準状態のKSCスライドはKWAフレームに入りません。
逆はすんなり、作動もします。
ブリーチの下面の寸法が若干違いますが、ちょっとした仕様変更でしょう。
右のKSCの方が、ストロークを若干稼げそうですが、実際の差異は無し。
フレームの比較。
左のKSCの方が、バレル基部が左右にぶれないようにかみ合う形状になっています。
おかげで、若干組み立てにくい事も。
とまぁ、基本的には同じで、すんなりといかないものの、互換性は有りという事で。
ホップアップ機構はKWA版も変更されるでしょうが、グリップは日本国内版のみの特典だと考えていいかと。
KWA版は4.3ナイトホークとなっています。
外観上で比較出来る相違点として挙げられるのは、ストップノッチ強化の有無、リアサイトがボーマータイプかノバックタイプか、レバー類の形状、グリップの違い、マガジンの互換性の有無のです。
まず、ストップノッチは、KWA版はスライドの素材がマグネシウムなので不要と判断したようです。
それでもいずれは変形してくるのですが。
サイトの違いは、スライド側の形状とブリーチスクリューを通す方向にも影響を与えます。
レバー類は、新旧の互換性は無し、KSCとKWAは互換性有りです。
グリップはKWA内製とSTI供給品とで、微妙に形状が異なります。
断面形状も異なるため、マガジンに加工が入っています。
KWA製マガジンは、KSC製本体には挿入できませんが、逆は可能です。ガタガタですが。
スライドは互換性ありですが、フィッティングが必要です。
とりあえず標準状態のKSCスライドはKWAフレームに入りません。
逆はすんなり、作動もします。
ブリーチの下面の寸法が若干違いますが、ちょっとした仕様変更でしょう。
右のKSCの方が、ストロークを若干稼げそうですが、実際の差異は無し。
フレームの比較。
左のKSCの方が、バレル基部が左右にぶれないようにかみ合う形状になっています。
おかげで、若干組み立てにくい事も。
とまぁ、基本的には同じで、すんなりといかないものの、互換性は有りという事で。
ホップアップ機構はKWA版も変更されるでしょうが、グリップは日本国内版のみの特典だと考えていいかと。
2011年10月04日
KSC STI 5.1 EDGE SYSTEM7
KSC製ガスブローバックガン STIエッジのSYSTEM7バージョンがリリースされました。
以前に掲載したKWAブランド品とも若干違っていて、盛り込んで欲しかった点が大体採用されていて、満足度の高い仕上がりです。
作動性の大幅な向上はもちろん、初心者注意のスライドストップノッチ強化、ハーフコックセフティ採用、ホップアップ機構の改良など、実用面での改良が充実していて、旧作につきまとっていたネガティブイメージを払拭するだけの実力が備わっていると思います。
ノッチ強化プレートはチラリと見える程度です。
ノッチの前側の角がスライドストップにぶつかって変形しています。
スライドに切り込みを入れて、薄い金属板をはめ込んであります。
スライドストップ側のプレートと接触する箇所はごくわずかです。
グリップは、KWA版は独自の金型で作られており、若干角張った感触がありましたが、KSC版は従来通りSTI製パーツのようです。
ウェルドラインや金型上の磨き傷が同じなので間違いないでしょう。
リアサイトやマガジンキャッチ部の刻印など、芸の細かい所もあります。
不満点は、ノッチ強化加工の際に素材に歪みが出たのか、光の反射具合によって切り込んだ溝の形(半円形)が浮かび上がる事、スライドの後退速度が上がったため、ノッチの前側の角がスライドストップに当たって変形する事、ハンマーダウン時のバルブノッカーの突き出し具合もしくはスプリングのテンションが強くて、マガジンをゆっくりと挿入するとバルブが若干解放されてしまう(上手く?やると作動してしまいます)事くらいでしょうか。
バルブの件は、マガジンバルブをカスタムパーツに変えると顕著なので、改善せねばと思います。
あと、スプリングガイドが、構造の変更のため、従来品が使用できません。
フランジの中心に位置決め用の穴が開いています。
また、プラグ側のフランジにある切り欠きを上にしておかないと、スライドが後退したまま戻らなくなります。
作動は非常に快調で、実射性能も15m程度なら今時の他社製品のそれから目立って劣るという印象はありません。
まずはこの程度で。
以前に掲載したKWAブランド品とも若干違っていて、盛り込んで欲しかった点が大体採用されていて、満足度の高い仕上がりです。
作動性の大幅な向上はもちろん、初心者注意のスライドストップノッチ強化、ハーフコックセフティ採用、ホップアップ機構の改良など、実用面での改良が充実していて、旧作につきまとっていたネガティブイメージを払拭するだけの実力が備わっていると思います。
ノッチ強化プレートはチラリと見える程度です。
ノッチの前側の角がスライドストップにぶつかって変形しています。
スライドに切り込みを入れて、薄い金属板をはめ込んであります。
スライドストップ側のプレートと接触する箇所はごくわずかです。
グリップは、KWA版は独自の金型で作られており、若干角張った感触がありましたが、KSC版は従来通りSTI製パーツのようです。
ウェルドラインや金型上の磨き傷が同じなので間違いないでしょう。
リアサイトやマガジンキャッチ部の刻印など、芸の細かい所もあります。
不満点は、ノッチ強化加工の際に素材に歪みが出たのか、光の反射具合によって切り込んだ溝の形(半円形)が浮かび上がる事、スライドの後退速度が上がったため、ノッチの前側の角がスライドストップに当たって変形する事、ハンマーダウン時のバルブノッカーの突き出し具合もしくはスプリングのテンションが強くて、マガジンをゆっくりと挿入するとバルブが若干解放されてしまう(上手く?やると作動してしまいます)事くらいでしょうか。
バルブの件は、マガジンバルブをカスタムパーツに変えると顕著なので、改善せねばと思います。
あと、スプリングガイドが、構造の変更のため、従来品が使用できません。
フランジの中心に位置決め用の穴が開いています。
また、プラグ側のフランジにある切り欠きを上にしておかないと、スライドが後退したまま戻らなくなります。
作動は非常に快調で、実射性能も15m程度なら今時の他社製品のそれから目立って劣るという印象はありません。
まずはこの程度で。
2011年03月05日
KSC M8000クーガーにファーラーのグリップを付けてみる
KSC製ガスブローバックガン M8000クーガーFに、ファーラー製のラバーコートグリップを付けてみます。
「付く」「付かない」「加工が必要」と色々と言われますが、正解は「加工が必要」です。
ファーラー製グリップは金属製の板にラバーコートをした構造ですが、裏側のスクリュースタッドと重なる部分のコンマ数ミリの厚みが原因でトリガーバー、スライドストップの動きに影響を与えて調子を悪くします。
その部分をカットすれば調子がよくなります。
まず、ファーラー製グリップ裏側の窪みの角に沿って、デザインナイフなどで切り込みを入れます。
よく切れる新しい刃で、慎重にクルリと。
次に、コートされたラバーをマイナスドライバーなどでこそぎ取ります。
これで終わりです。
ファーラー社が廃業した事で、このグリップもすっかり見かけなくなりましたが、真ん中がちょっと膨らんだ(フレームとの間に隙間が開いてますが)形状とあいまってなかなかの握り心地、M8000ユーザーならひと組は揃えておきたいアイテムです。
「付く」「付かない」「加工が必要」と色々と言われますが、正解は「加工が必要」です。
ファーラー製グリップは金属製の板にラバーコートをした構造ですが、裏側のスクリュースタッドと重なる部分のコンマ数ミリの厚みが原因でトリガーバー、スライドストップの動きに影響を与えて調子を悪くします。
その部分をカットすれば調子がよくなります。
まず、ファーラー製グリップ裏側の窪みの角に沿って、デザインナイフなどで切り込みを入れます。
よく切れる新しい刃で、慎重にクルリと。
次に、コートされたラバーをマイナスドライバーなどでこそぎ取ります。
これで終わりです。
ファーラー社が廃業した事で、このグリップもすっかり見かけなくなりましたが、真ん中がちょっと膨らんだ(フレームとの間に隙間が開いてますが)形状とあいまってなかなかの握り心地、M8000ユーザーならひと組は揃えておきたいアイテムです。
2011年02月18日
KSC P226Rのマガジンキャッチを改良してみる
KSC製P226Rの欠点として知られる、マガジンキャッチのプランジャーがフレームを突き破る問題を改善すべく加工をしてみました。
マガジンキャッチの左右入れ替えが出来る構造を利用して、標準の状態でマガジンキャッチの右側でフタをしているパーツをもう一枚用意して(もしくは同じ寸法の部品を自作して)、フレームの左側にも取り付けて、マガジンキャッチの突き出しを制限する様にします。
以下、追加部品を便宜上「ストッパー」と呼びます。
ストッパーを機能させるためには、マガジンキャッチボタン側にかみ合う溝を掘る必要があります。
精度の出せるフライス盤でもあればかなり楽なのですが、何種類かのヤスリを使って作業を行いました。
溝を掘る位置は、マガジンをロックした状態から、マガジンを開放した状態までの間で、約2mmの範囲になります。
また、ロックした状態で、マガジンキャッチ前方に差さっているプランジャーがフレームにギリギリで干渉しないか、ストッパーとフレームに均等にスプリングのテンションがかかる状態にする必要があります。
コレは現物合わせで調整します。
プランジャーの突き出し量が多すぎるのもトラブルの原因なので、フレームに引っかかる部分だけが露出する程度に、スプリングカットなどで調整して起きましょう。
また、ストッパーはマガジンキャッチボタンとわずかに組み合わさるだけなので、そのまま差し込むとフレームと接触する長さが短く強度が得られないので、マガジンキャッチボタンの形状に合わせて、深く差し込めるようにします。
また、中央の突起がデコッキングレバーと干渉しないようにする必要もあります。
中央の突起は組み込み・分解時に工具を引っ掛けるためのものなので、突起を穴に変えて同様の役割とします。
ストッパーは、説明書中のマガジンキャッチの左右入れ替えの説明にもある通り、頻繁に着脱するとガタが生じて不都合が生じるので注意しましょう。
以上、ざっとかきましたが、作業は慎重に…。
ついでにKSC製P226R本体についてですが、個人的にはあまり好きではありません。
理由は、当初はリアルライブショートリコイルメカで発表されていたにもかかわらず、急遽SYSTEM7に変更されたためです。
リアルライブメカが好きなので非常に残念でした。
また、実銃用グリップが装着できないのもマイナスポイントですね。
グリップの前後長さが短いため、普通の人には握りやすくても、自分のような手の大きな者には細すぎる感があります。
その他は非常によく出来ていて、マガジンキャッチ部分を除けば耐久性も非常に高く、悪くないモデルだと思います。
マガジンキャッチの左右入れ替えが出来る構造を利用して、標準の状態でマガジンキャッチの右側でフタをしているパーツをもう一枚用意して(もしくは同じ寸法の部品を自作して)、フレームの左側にも取り付けて、マガジンキャッチの突き出しを制限する様にします。
以下、追加部品を便宜上「ストッパー」と呼びます。
ストッパーを機能させるためには、マガジンキャッチボタン側にかみ合う溝を掘る必要があります。
精度の出せるフライス盤でもあればかなり楽なのですが、何種類かのヤスリを使って作業を行いました。
溝を掘る位置は、マガジンをロックした状態から、マガジンを開放した状態までの間で、約2mmの範囲になります。
また、ロックした状態で、マガジンキャッチ前方に差さっているプランジャーがフレームにギリギリで干渉しないか、ストッパーとフレームに均等にスプリングのテンションがかかる状態にする必要があります。
コレは現物合わせで調整します。
プランジャーの突き出し量が多すぎるのもトラブルの原因なので、フレームに引っかかる部分だけが露出する程度に、スプリングカットなどで調整して起きましょう。
また、ストッパーはマガジンキャッチボタンとわずかに組み合わさるだけなので、そのまま差し込むとフレームと接触する長さが短く強度が得られないので、マガジンキャッチボタンの形状に合わせて、深く差し込めるようにします。
また、中央の突起がデコッキングレバーと干渉しないようにする必要もあります。
中央の突起は組み込み・分解時に工具を引っ掛けるためのものなので、突起を穴に変えて同様の役割とします。
ストッパーは、説明書中のマガジンキャッチの左右入れ替えの説明にもある通り、頻繁に着脱するとガタが生じて不都合が生じるので注意しましょう。
以上、ざっとかきましたが、作業は慎重に…。
ついでにKSC製P226R本体についてですが、個人的にはあまり好きではありません。
理由は、当初はリアルライブショートリコイルメカで発表されていたにもかかわらず、急遽SYSTEM7に変更されたためです。
リアルライブメカが好きなので非常に残念でした。
また、実銃用グリップが装着できないのもマイナスポイントですね。
グリップの前後長さが短いため、普通の人には握りやすくても、自分のような手の大きな者には細すぎる感があります。
その他は非常によく出来ていて、マガジンキャッチ部分を除けば耐久性も非常に高く、悪くないモデルだと思います。
2010年10月21日
KSC STI 負圧バルブ化
KSC 製ガスブローバックガンSTI EDGEのレースメカバージョンを負圧バルブ化してみました。
特に意図は無いのですが、ノズル内の空間が広がる事で初速や弾道にどのような影響があるのか確認できれば良いかなと。
ちなみに、初期型(リアルメカ)と海外で販売されているKWA版は負圧バルブ式になっています。
作業内容ですが、ノーマルパーツの「インナーピストン」を加工してフローティングバルブを作成、組み込むだけです。
まず、インナーピストンの後部に穴を開けます。
インナーピストンの後方からではなく、前方からドリルを立てると楽に出来ます。
穴径は1.8mmで、2mmのタップを立てます。
素材は真鍮なので、ピンバイスとハンドタップのみで20分程で作業は完了しました。
2x4mmの皿ビスでワッシャーを取り付けます。
バルブを後方に押すスプリング(フローティングバルブスプリング)は適当なもので。
フローティングバルブの重量は軽い方が良かろうと思い、長さも詰めました。
インナーピストン(フローティングバルブ)の固定方法はノーマルと同じです。
後ろから押し込んで閉じた状態で、前から息を吹き込んで大きな漏れが無いか確認します。
少々の漏れは問題になりません。
ピストンに内蔵されているインナーピストンを後ろから押すプランジャーとスプリングは取り外し、4x4mmのイモネジをネジ込んで蓋をします。
後は部品を元通りに組んで完成です。
作動させてみた所、マズルから発射用ガスを噴き出しながらノーマルと変わらない勢いでスライドが動作しました。
成功です。
初速ですが、S2S製0.2gバイオBB弾使用で、70~75m/s程度でした。
PDI製01インナーバレルを組んでいるので、その影響もチェックしないと駄目ですね。
フローティングバルブスプリングが非常に弱いものなのも影響を出しているでしょう。
フローティングバルブの内径が細く、ガスの流量があまり多くなさそうなので、これ以上の初速アップは難しそうです。
もろもろのチェックはまた後日…。
特に意図は無いのですが、ノズル内の空間が広がる事で初速や弾道にどのような影響があるのか確認できれば良いかなと。
ちなみに、初期型(リアルメカ)と海外で販売されているKWA版は負圧バルブ式になっています。
作業内容ですが、ノーマルパーツの「インナーピストン」を加工してフローティングバルブを作成、組み込むだけです。
まず、インナーピストンの後部に穴を開けます。
インナーピストンの後方からではなく、前方からドリルを立てると楽に出来ます。
穴径は1.8mmで、2mmのタップを立てます。
素材は真鍮なので、ピンバイスとハンドタップのみで20分程で作業は完了しました。
2x4mmの皿ビスでワッシャーを取り付けます。
バルブを後方に押すスプリング(フローティングバルブスプリング)は適当なもので。
フローティングバルブの重量は軽い方が良かろうと思い、長さも詰めました。
インナーピストン(フローティングバルブ)の固定方法はノーマルと同じです。
後ろから押し込んで閉じた状態で、前から息を吹き込んで大きな漏れが無いか確認します。
少々の漏れは問題になりません。
ピストンに内蔵されているインナーピストンを後ろから押すプランジャーとスプリングは取り外し、4x4mmのイモネジをネジ込んで蓋をします。
後は部品を元通りに組んで完成です。
作動させてみた所、マズルから発射用ガスを噴き出しながらノーマルと変わらない勢いでスライドが動作しました。
成功です。
初速ですが、S2S製0.2gバイオBB弾使用で、70~75m/s程度でした。
PDI製01インナーバレルを組んでいるので、その影響もチェックしないと駄目ですね。
フローティングバルブスプリングが非常に弱いものなのも影響を出しているでしょう。
フローティングバルブの内径が細く、ガスの流量があまり多くなさそうなので、これ以上の初速アップは難しそうです。
もろもろのチェックはまた後日…。
2010年09月28日
まぼろしのSTI(その2)
以前に話題にしたSTIエッジの未発売バージョン、なんだかんだで入手しました。
前オーナー様のご好意と幸運のめぐり合わせに感謝!
外観に関しては量産品とまったく同じなので割愛。
ひとまずメモ的なネタをいくつかアップ。
量産品との最大の違いであるシリンダーとノズル。
シリンダーとノズルが完全に分離していて、独立したガスルートを有します。
発射用ガスは中央の穴から、スライド後退用ガスは両脇のスリットに供給されます。
スライドが後退しはじめるとバレルも連動して後退、バレルの後退にあわせてノズルも後退します。
シリンダーの位置はそのまま。
ガスルートパッキン内には、発射用ガスをストップさせるフローティングバルブが収まっています。
これは、少し先に発売されたマルゼン製P99(PPK/Sの方が先だったか?)の影響を受けています。
というかパクリ。
ガスブローバックガン史上最も複雑と思われるマガジン。
プレス製ケースの内部でガス室が上下に分かれており、それぞれが気密されています。
ガス注入時点ではマガジン下部にしか注入されません。
銃にマガジンを挿入する事で上部とのルートが開かれ、上部は気化室として機能します。
マガジンチェンジ後の最初の一発に液状ガスを噴かない様に、液状ガスが極力上部に入らない様になっています。
これは、先にWA製品に採用されたNLSに影響を受けていると思います。
雑誌などでは、マガジンを挿入する際に(上下タンクを接続するための)力が要り、違和感があると書かれていましたが、個人的にはあまり気になりませんでした。
バレルユニットの構成。
量産品に在るバレルロックが先端まで延びてインナーバレルを保持、量産品のインナーが前後に動く機能は無く、上下に動くのみです。
バレルロックのため、バレル全体が量産品よりも重く、作動の負担になっています。
量産品はバレルロックを短縮して、その分をスプリングに換えて軽量化しています。
シリンダー上部にはノズルの抜け止めパーツが埋め込まれています。
ステンレス?削り出し製で手間のかかった部品ですが、イベントでの目撃談ではプラ製パーツだったと聞きますので、強度アップのために変更されたか、プラ部品が作られる前の試作部品なのかもしれません。
リアサイトは、量産品よりも構造がシンプルです。
エレベーション用のスプリングが、エレベーションスクリューのプランジャーにもテンションを与えています。
シンプルでいい構造だと思うのですが、量産品の構造の方がスクリューのクリック感が強く、安心感があります。
その他はほぼ量産品と同じです。
フレームに量産品のスライドとマガジンを組み合わせても作動します。
スライドとアウターバレルに、未発売版のパーツを組んでも作動します。
作動は量産品の方がしっかりしています。
バレルを軽量化したら良くなる可能性はあります。
(これを書いているのは深夜なので試射による検証が出来ません)
修理がきかないものですので、あまり凝った事は出来ませんが、出来るだけ快調にしてあげたいですね。
前オーナー様のご好意と幸運のめぐり合わせに感謝!
外観に関しては量産品とまったく同じなので割愛。
ひとまずメモ的なネタをいくつかアップ。
量産品との最大の違いであるシリンダーとノズル。
シリンダーとノズルが完全に分離していて、独立したガスルートを有します。
発射用ガスは中央の穴から、スライド後退用ガスは両脇のスリットに供給されます。
スライドが後退しはじめるとバレルも連動して後退、バレルの後退にあわせてノズルも後退します。
シリンダーの位置はそのまま。
ガスルートパッキン内には、発射用ガスをストップさせるフローティングバルブが収まっています。
これは、少し先に発売されたマルゼン製P99(PPK/Sの方が先だったか?)の影響を受けています。
というかパクリ。
ガスブローバックガン史上最も複雑と思われるマガジン。
プレス製ケースの内部でガス室が上下に分かれており、それぞれが気密されています。
ガス注入時点ではマガジン下部にしか注入されません。
銃にマガジンを挿入する事で上部とのルートが開かれ、上部は気化室として機能します。
マガジンチェンジ後の最初の一発に液状ガスを噴かない様に、液状ガスが極力上部に入らない様になっています。
これは、先にWA製品に採用されたNLSに影響を受けていると思います。
雑誌などでは、マガジンを挿入する際に(上下タンクを接続するための)力が要り、違和感があると書かれていましたが、個人的にはあまり気になりませんでした。
バレルユニットの構成。
量産品に在るバレルロックが先端まで延びてインナーバレルを保持、量産品のインナーが前後に動く機能は無く、上下に動くのみです。
バレルロックのため、バレル全体が量産品よりも重く、作動の負担になっています。
量産品はバレルロックを短縮して、その分をスプリングに換えて軽量化しています。
シリンダー上部にはノズルの抜け止めパーツが埋め込まれています。
ステンレス?削り出し製で手間のかかった部品ですが、イベントでの目撃談ではプラ製パーツだったと聞きますので、強度アップのために変更されたか、プラ部品が作られる前の試作部品なのかもしれません。
リアサイトは、量産品よりも構造がシンプルです。
エレベーション用のスプリングが、エレベーションスクリューのプランジャーにもテンションを与えています。
シンプルでいい構造だと思うのですが、量産品の構造の方がスクリューのクリック感が強く、安心感があります。
その他はほぼ量産品と同じです。
フレームに量産品のスライドとマガジンを組み合わせても作動します。
スライドとアウターバレルに、未発売版のパーツを組んでも作動します。
作動は量産品の方がしっかりしています。
バレルを軽量化したら良くなる可能性はあります。
(これを書いているのは深夜なので試射による検証が出来ません)
修理がきかないものですので、あまり凝った事は出来ませんが、出来るだけ快調にしてあげたいですね。
2010年06月20日
まぼろしのSTI
もう10年以上前の話になってしまいましたが、KSCのSTIエッジには、公表されながら発売されなかったバージョンがありました。
下の図面を見るとわかると思いますが、マルゼンの「アドバンスシュート」とWAの「NLS」に似た構造を有しています。
何故今突然この話題を持ち出したかと言いますと、発売はされなかったものの、流通や出版関係に数十個が配布されたものが在り、それを偶然に入手した方からのメールをいただいた為です。
おそらく最初に手に入れたのは先述の流通か出版関係の人で、その次に入手した人はその正体を知らずに、単なる初期モデルとして使い倒した後にジャンクとして手放してしまったようです。
世に出た総数はわかりませんが(当時KSCに在籍していた方によるとせいぜい30個程だとか)、現存するものが大事にされる事を願ってやみません。
縁あれば、自分も是非とも手にしてみたいものです。
下の図面を見るとわかると思いますが、マルゼンの「アドバンスシュート」とWAの「NLS」に似た構造を有しています。
何故今突然この話題を持ち出したかと言いますと、発売はされなかったものの、流通や出版関係に数十個が配布されたものが在り、それを偶然に入手した方からのメールをいただいた為です。
おそらく最初に手に入れたのは先述の流通か出版関係の人で、その次に入手した人はその正体を知らずに、単なる初期モデルとして使い倒した後にジャンクとして手放してしまったようです。
世に出た総数はわかりませんが(当時KSCに在籍していた方によるとせいぜい30個程だとか)、現存するものが大事にされる事を願ってやみません。
縁あれば、自分も是非とも手にしてみたいものです。
2010年03月05日
KSC P226Rのマガジンキャッチ周辺の破損の原因
KSC製P226Rのウィークポイントとして挙げられる、マガジンキャッチのプランジャーがフレームを突き破るという破損症状ですが、何となく理由がわかったので書きます。
発売当初にミリブロ内で指摘・改善している方も居られたのでイマサラ感はありますが、その内容に無い点にも気が付いたもので。
まず、そもそもフレームの当該部の厚みが1.5mm程度しか無いのが原因なのですが、きっかけはマガジンキャッチがかかった際の衝撃だと思われます。
マガジンをフレームに差すと、マガジンによってマガジンキャッチが横方向にスライドします。
マガジンがキャッチがかかる位置に届くと、マガジン側のノッチにマガジンキャッチがはまり込んでロックされます。
その際に、パチンと勢い良くマガジンキャッチが復帰するため、マガジンキャッチのプランジャーがフレームの内側を叩いて、やがて突き破ってしまいます。
自分は、マガジンキャッチを押しながらマガジンを差すクセがあるので、幸いにしてこの破損には遭遇していないのですが、中古品で何度も破損品を見た事があるので、結構発生率が高いのではないかと思います。
現在流通しているものは、マガジンキャッチスプリングを弱めて対処しているようです。
もしかするとフレーム内側の肉厚も増しているかもしれません。
もう少し魅力的なバリエーションモデルが発売されたら、購入して比較したい所です。
↓こんなのとか。
P226E2
実銃用グリップが付かず、特にイジる箇所も少ないので、いまいち地味なKSC P226Rでありました。
[追記]
タナカ製モデルガンが取っている構造が破損防止になりそうなので、後日検証したいと思います。
要は、マガジンキャッチのボタン側の後方の、グリップで隠れる部分に補強部品を仕込むというもので。
発売当初にミリブロ内で指摘・改善している方も居られたのでイマサラ感はありますが、その内容に無い点にも気が付いたもので。
まず、そもそもフレームの当該部の厚みが1.5mm程度しか無いのが原因なのですが、きっかけはマガジンキャッチがかかった際の衝撃だと思われます。
マガジンをフレームに差すと、マガジンによってマガジンキャッチが横方向にスライドします。
マガジンがキャッチがかかる位置に届くと、マガジン側のノッチにマガジンキャッチがはまり込んでロックされます。
その際に、パチンと勢い良くマガジンキャッチが復帰するため、マガジンキャッチのプランジャーがフレームの内側を叩いて、やがて突き破ってしまいます。
自分は、マガジンキャッチを押しながらマガジンを差すクセがあるので、幸いにしてこの破損には遭遇していないのですが、中古品で何度も破損品を見た事があるので、結構発生率が高いのではないかと思います。
現在流通しているものは、マガジンキャッチスプリングを弱めて対処しているようです。
もしかするとフレーム内側の肉厚も増しているかもしれません。
もう少し魅力的なバリエーションモデルが発売されたら、購入して比較したい所です。
↓こんなのとか。
P226E2
実銃用グリップが付かず、特にイジる箇所も少ないので、いまいち地味なKSC P226Rでありました。
[追記]
タナカ製モデルガンが取っている構造が破損防止になりそうなので、後日検証したいと思います。
要は、マガジンキャッチのボタン側の後方の、グリップで隠れる部分に補強部品を仕込むというもので。
2009年06月05日
KSC STI システム7 補足
先の書き込みで、STI純正グリップが付かないと書きましたが、小加工で取り付け出来そうです。
具体的には、トリガーガード前の結合部分の寸法が変わっていて、少々頑丈になっています。
シャーシ側から生えている突起の横幅が増しているだけで、結合スクリューが通る穴は同じです。
他は、マガジンの出し入れがキツいかなという程度で。
ついでに触れておくと、新金型のグリップは前側が若干厚い印象で、そのあたり不満を覚える人が居るかも?
内側にマガジンフォロアーを避けるための溝が必要なので、その分厚みが増したんでしょう。
具体的には、トリガーガード前の結合部分の寸法が変わっていて、少々頑丈になっています。
シャーシ側から生えている突起の横幅が増しているだけで、結合スクリューが通る穴は同じです。
他は、マガジンの出し入れがキツいかなという程度で。
ついでに触れておくと、新金型のグリップは前側が若干厚い印象で、そのあたり不満を覚える人が居るかも?
内側にマガジンフォロアーを避けるための溝が必要なので、その分厚みが増したんでしょう。