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Posted by ミリタリーブログ at

2009年04月14日

初期のTMPとかSPPとか

初期型のTMPとかSPP、妙に調子が悪いって事無いです?
もしかしたらピストンカップが割れてるかもしれません。

ノーマルのピストンカップは、自己潤滑素材製のいわゆるコバカップなんですが、コレが最近のガス(152とか可燃性の何かとか)に弱いらしくて、ヒビ割れていたりします。

この状態でもまあまあ動いてたんだから根性ありますわ。

で、補修部品を調達してみたら、素材が変わってました。
マルイハイキャパ用のコバカップも同様に素材変更をしてましたね。

交換する事でブローバック動作は良くなりました。
ピストンが楕円形なのが面白いです。
古くはサンエイのブローニングハイパワー、最近だとマルイのデトニクスが変形ピストンになってます。

あと、チャンバーの具合を見てみましょう。
初期のチャンバーラバーは抜弾抵抗が恐ろしく強いので、丸めたサンドペーパーで内径を広げて緩くしてやりましょう。
ホップの突起が、チャンバーを抜けて5mm程進んだ先にあるので、ノズル延長とか試みてみたいですね。

ボルトの閉鎖不良が起きる場合、おそらくチャンバー後端とシリンダー先端のかみ合わせが上手くいってません。
ノズルと給弾フックの隙間を少々削って広げ、チャンバーラバーの下側を少し削って(面取りする様にスライスして)、すんなりかみ合う様にするといいです。
Gシリーズの形状が参考になります。

実銃の方は、スタイヤー社をリストラされてB&T社に移籍した後、最新のGUN誌の情報では、改良モデルがアメリカ市場に再上陸したとかで、なかなかしぶとい所を見せてくれます。  


Posted by たぐちやすたか at 00:05Comments(3)KSC