2008年06月16日

WA ベレッタM84FS(初期型)のブローバック不調

極初期型のWA製ベレッタM84FSについて。
この製品はファイアリングピンがバルブの外周を叩いており、ピンの素材が固いスチール、バルブが柔らかいアルミのため、使い込むとバルブ外周の縁部分が広がる様に潰れてバルブのストローク不足を起こし、バルブロックがかかるまで押し込まれずブローバックに不調をきたします。

広がった分を叩くか潰すかで元に戻す事で、とりあえずの修正は可能です。
自分は、バイスにかませて矯正しました。

また、インナーバレルを保持するOリングが劣化してバレル位置が前寄りになって、BB弾保持位置も前寄りになった事でフローティングバルブの後退量が不十分となり、動作不調>ブローバックのみ>動作不調という風になる事があります。
(タナカ製マグナブローバックに特に多いです)
これは、部品交換・インナーバレル位置調整で修正できます。




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Posted by たぐちやすたか at 01:45│Comments(2)WA
この記事へのコメント
初めまして、ラスティネイルと申します。
MGCのP7M13やウェイガンカスタムが好きなのでホームページを何度も見て参考にさせていただいていました。
このブログもこれから拝見させていただきます。

うちのM84Fも初期型でバルブの方はどうにかしても多少調子の悪いときがあります。
バレルの位置を気にしたことはありませんでしたのでこれから試してみます。
こういう情報は本当にありがたいです。
Posted by ラスティネイルラスティネイル at 2008年06月20日 00:17
コメントをいただきまして、ありがとうございます。
しばらく管理していなかったもので、確認が遅くなりました。
スミマセン。

その他の記事も含めて、画像を追加してもう少しわかりやすくしようと思います。
Posted by たぐちやすたかたぐちやすたか at 2008年07月12日 01:28
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