2008年06月16日

マルゼン ワルサーP99のブローバック不調

マルゼン製ガスブローバックガンのワルサーP99系で、殆どスライドが後退しなくなる事がありますが、バルブロックスプリングの位置がズレている事が原因の大半です。

バルブロックを押し上げるスプリングは、垂直にではなく、グリップフレーム内壁に沿う様に斜めに収まっているのが正常な状態です。
バルブロックを左上がり・右下がりに押し上げる様にスプリングのテンションをかけます。
動作させているうちに振動などでスプリングが徐々に垂直になっていき、バルブロックがかからなくなり動作不調を起こします。

中古品で「動作不調」などとなっているものは大抵ここを修整するだけで直るので、知っていると非常にお得な買い物が出来ます。

*大元の原因はバルブロックが一軸片持ちで保持されていて、少々のガタつきをともなって可動する事にあります。
バルブロック先端が右下がりになる様にスプリングのテンションをかけてやらないと、バルブロックがかかりにくくなります。

なお、古い個体ではマガジンキャッチが削れてマガジン位置が下がって同様の状態になったりもします。

その他の原因もありますが、また別項で。




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Posted by たぐちやすたか at 20:23│Comments(0)マルゼン
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