2009年03月30日

MGC M16に(以下略)

画像を作成する余裕が無いので、ひとまず文章のみ公開。

■バレルのぐらつき、ガタ取り加工とその限界について。
このシリーズは、バレルが中継ぎ構造なうえに、中間部分が左右分割の鋳物なので、バレルのガタつきが半端じゃありません。
なので、ガタ取りの加工を施します。
(ここに画像)
回転部分は、位置を確定した後に、パイプの交差する部分にドリルで穴を空けタップを立て、ネジを貫通させて回転止めとする。
(ここに画像)
バレル接合部はフロントサイト後、中間部、バレル基部の三箇所。
(ここに画像)
そのうちバレル基部は交差部分の肉厚が不足するため、完全な固定が困難。
メンテナンス性に目をつむり、ロックタイトで固定を補助するのが最良の選択。
そもそも殆ど分解の必要の無い箇所なのでガッチガチにしてやってもいいかと。
(ここに画像)
バレルとアッパーレシーバーの結合は、バレルナットにより行なわれるが、バレル側のフランジが厚みが2mm以下の薄いCリングのため、どうしても若干のガタつきが残ってしまう。
構造を変更するための資材・機材を持たないので、これはもうどうしようも無い。
(ここに画像)
ノーマルと異なる構造のハンドガードへの変更による、バレルへの負担軽減が今後の課題。
チャンバーのメンテナンスと動作トラブル時にハンドガード上部を取り外す必要があるため、あまりにもガッチリと固定される方式は選択できない。

■ホップアップ構造の追加について
ノーマルのチャンバー部分は空間的余裕が無く、バレルへの穴あけ+ネジ追加といった簡素な方法も困難。
中古で入手した個体には溝切り+Oリングによるホップが追加されていいたものの、かなり不安定な弾道になっていた。

効果の程は怪しいが、チャンバーパッキンがもともと緩めな事を利用して、パッキンの周囲に薄い金属板を巻き、その金属板の断面形状でホップアップをかけてみる事に。
金属板は缶飲料の容器をハサミでカットして製作。実にシンプル。
(ここに画像)
屋外での遠射を行なっていないので効果の程は不明だが、近距離でかなり散っている印象なので、今後いろいろと試行錯誤が必要だろう。

■ロングバレルの製作
バレルの外径が9mmと特殊なため、市販のカスタムバレルの流用が出来ない。
偶然でも無いと思うが、KSC製電動ガンHK33のノーマルバレルがわずかな加工で使用可能。
MGCの血統を垣間見た。
(ここに画像)
内径は不明、全長は約1.5倍となったが、初速の変化は数パーセントという所。
0.16gBB弾で75m/s程度(0.45ジュール)が平均。
末期のM725ノーマル状態が87m/s程度(0.6ジュール)なので、ユニット内部の問題であろうか。

インナーピストンはM725よりも放出量が増える様に加工してあるので、他に何か秘密があるのか?
(ここに画像)
伝え聞く話では、各部の機密向上によりパワーアップしたとあるので、色々と見直していきたい。

目標は0.16gBB弾使用、3.5気圧、ホップアップ付で初速90m/s(0.65J)です。




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Posted by たぐちやすたか at 23:46│Comments(0)MGC
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