2011年01月23日
AN94の事、やっと理解できました
ロシア連邦軍新制式…と言われるAN94、通称アバカンorニコノフですが、その最大の特徴と言われる「フルオートの最初の二発のみ高回転なのでその二発の弾道がほぼ同一になる」というのがどうも理解出来ていませんでした。
内部構造を解説する際に「プーリーを使ってボルトの最後退前に給弾準備が出来ている」と説明されますが、結局二発目を装填するのはそのボルトなので、その機構の意味がよくわからなかった訳で。
その機構の事は一度忘れて、「射手に反動が伝わる前に二発を撃ち出してしまう」という現象から構造を再考してようやく理解できました。
レシーバー内に機関部を独立したブロックとして有していて、その機関部が後退しきる(射手に反動が伝わる)前にボルトが往復を済まして二発を発射するという事だったんですね。
そのサイクルを実現する際にネックとなったのが、ボルトがマガジンから弾を押し出す際の抵抗で、その抵抗を無くすために、あらかじめ次弾をマガジンから抜き出しておくのに必要だったのがそのプーリー機構であったと。
つくづく複雑な機構ですなぁ。
最初に聞いた情報から想像したのは、ボルトが後退する勢いを使ってプーリーとワイヤーを介して、「第二のボルト」を前進させて給弾・発射を行う…というものでした。
大昔に、並列したボルトが交互にひとつの銃身を使って発射するという奇怪なメカがありまして、その類なのかなと。
内部構造を解説する際に「プーリーを使ってボルトの最後退前に給弾準備が出来ている」と説明されますが、結局二発目を装填するのはそのボルトなので、その機構の意味がよくわからなかった訳で。
その機構の事は一度忘れて、「射手に反動が伝わる前に二発を撃ち出してしまう」という現象から構造を再考してようやく理解できました。
レシーバー内に機関部を独立したブロックとして有していて、その機関部が後退しきる(射手に反動が伝わる)前にボルトが往復を済まして二発を発射するという事だったんですね。
そのサイクルを実現する際にネックとなったのが、ボルトがマガジンから弾を押し出す際の抵抗で、その抵抗を無くすために、あらかじめ次弾をマガジンから抜き出しておくのに必要だったのがそのプーリー機構であったと。
つくづく複雑な機構ですなぁ。
最初に聞いた情報から想像したのは、ボルトが後退する勢いを使ってプーリーとワイヤーを介して、「第二のボルト」を前進させて給弾・発射を行う…というものでした。
大昔に、並列したボルトが交互にひとつの銃身を使って発射するという奇怪なメカがありまして、その類なのかなと。