2010年03月05日

KSC P226Rのマガジンキャッチ周辺の破損の原因

KSC製P226Rのウィークポイントとして挙げられる、マガジンキャッチのプランジャーがフレームを突き破るという破損症状ですが、何となく理由がわかったので書きます。
発売当初にミリブロ内で指摘・改善している方も居られたのでイマサラ感はありますが、その内容に無い点にも気が付いたもので。

まず、そもそもフレームの当該部の厚みが1.5mm程度しか無いのが原因なのですが、きっかけはマガジンキャッチがかかった際の衝撃だと思われます。
マガジンをフレームに差すと、マガジンによってマガジンキャッチが横方向にスライドします。
マガジンがキャッチがかかる位置に届くと、マガジン側のノッチにマガジンキャッチがはまり込んでロックされます。
その際に、パチンと勢い良くマガジンキャッチが復帰するため、マガジンキャッチのプランジャーがフレームの内側を叩いて、やがて突き破ってしまいます。

自分は、マガジンキャッチを押しながらマガジンを差すクセがあるので、幸いにしてこの破損には遭遇していないのですが、中古品で何度も破損品を見た事があるので、結構発生率が高いのではないかと思います。

現在流通しているものは、マガジンキャッチスプリングを弱めて対処しているようです。
もしかするとフレーム内側の肉厚も増しているかもしれません。

もう少し魅力的なバリエーションモデルが発売されたら、購入して比較したい所です。
↓こんなのとか。
P226E2

実銃用グリップが付かず、特にイジる箇所も少ないので、いまいち地味なKSC P226Rでありました。


[追記]
タナカ製モデルガンが取っている構造が破損防止になりそうなので、後日検証したいと思います。
要は、マガジンキャッチのボタン側の後方の、グリップで隠れる部分に補強部品を仕込むというもので。




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Posted by たぐちやすたか at 23:26│Comments(0)KSC
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