2008年08月12日

タナカ カシオペアシステムリボルバーの障害について

カートリッジ式ガスリボルバーの期待の新星、タナカ製カシオペアシステムシリーズのM500ですが、下記の様なトラブルを確認しています。

パーツ名がわからないので説明が適当になりますが、シリンダー内にあるカートリッジ前面のバルブを押すパーツが、動作を繰り返す事で変形してガタが生じ、カート内に入ったまま復帰しなくなったり、カート内に入らなくなったりします。
前者の場合はシリンダーがロックされて回転しなくなり(スイングアウトは可能)、後者はハンマーが落ちてもガスが放出・弾が発射されません。

最近発売されたSAAでまったく未使用の状態でも初期不良として確認されており、分解してみてもガタが出ていなかったので、部品の形状自体にも問題があるのかもしれません。

シリンダーの中心を通るシャフトから、上記の部品に至るまでの間の部品の問題、部品同士の接触抵抗も関係している可能性もあります。

面白いシステムなので、皆でどんどん問題点を洗い出して、メーカーに改良を促しましょう。

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2008/11/9現在、「改造により殺傷能力を有する可能性あり」という疑いでカシオペアシリーズが回収されており、非常に残念に思います。
(38口径モデルの登場を待っていたので現在手元には残っていません)

「改造により」という部分がおそらくはかなり強引なものでしょうし、なにより実包の入手が困難でしょう。
(「実包の入手は簡単」などと言っている方は早く警察にその方法を報告して下さい)
TVニュースも気軽に「ガスのかわりに火薬を詰める事で殺傷能力を持つ」などと受け取られそうな半端な情報を流す始末で、首を傾げた方も多い事でしょう。

タナカさんが迂闊であった事は否めませんが、これで腐る事なくこれからもすばらしい発想をカタチにしていって欲しいものです。




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Posted by たぐちやすたか at 21:30│Comments(0)タナカ
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