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Posted by ミリタリーブログ at

2012年04月01日

マルシン M1カービン

数年前にYahoo!オークションで、マルシン製エアコッキングガン M1カービンの初代モデルのジャンク品(外観が汚れているだけ)を落札したのですが、出品者の梱包がいいかげんで、届いた時点で正真正銘のジャンクになっていたという事が。
で、ふと思い立って補修中。


折れていたバレルは、外径15mmのABSパイプと、外径10mmのアルミパイプで代用。(強度的に真鍮にすれば良かったかも)
インナーバレルは電動ガン用を流用します。


同じく折れていたバレル基部フレームは、アルミのコの字断面材をスクリューで固定して補強。


同じく折れて欠損していたチャージングハンドルはエポキシパテで構造を変えつつ再現。
並べてあるのは、正常な状態を保っているレンジャーカービンのものから参考用に取り外したものです。

指掛け部はステンレス製のボルトを立てた上に盛っているので結構丈夫です。
ボルトとかみ合う部分も、アルミ板を曲げて作った補強を芯にしているので、ハンドルをスプリングの勢いでバシーンと戻しても平気です。
ボルトキャッチ?機能はまだ手付かずですが。

一応実射可能な状態になりましたが、スプリングのテンションが凄く強くて、シリンダー内での気密も取れているのに、初速が0.2gBB弾使用で20m/s程度とか泣ける状態です。
レンジャーカービンは45m/s程度出るので、もうちょっと何とかしたい所。  


Posted by たぐちやすたか at 01:51Comments(0)マルシン

2009年05月24日

マルシン キンバーゴールドマッチ その3

使えば使うほど愛着と不調が増していきます。
多発するのが、ボフンという音がして弾が発射されずエジェクトされる事、エジェクトされない事。
原因はおそらくパッキンからの弾離れが悪くなった事とエキストラクターがカートにうまく噛んでいない事。
前者はパッキンへのオイルの塗布、後者はリコイルスプリングの強化(若干強いものに交換)で一応の解消をみました。
BB弾の周囲にオイルを塗布するのって、弾道に影響が出そうで嫌なんですよね。
それで当たればいいんですけど、そうでもないですし。
とんでもないフライヤーが出るのはやはりカートのバラつきかと。
やはり旧来のライブカート式製品と同じく、カートリッジのコンディションを揃えるという儀式が必要な様です。

以上の事とは関係無い作業を二点紹介。
プランジャーケースが浮いてプランジャーがつっかえたりズレて飛び出したりする事が何度かあったのでネジ止め。

ネジ頭の溝が潰れているのはその辺りにあった適当なものを使ったから。気にしない。

トリガーの遊びが不必要に多いので、フレーム内側のトリガーバーが当たる部分の奥に1mmABS板を貼って前進を制限。
1.5mmくらいでもOKです。
  


Posted by たぐちやすたか at 00:36Comments(0)マルシン

2009年05月18日

マルシン キンバーゴールドマッチ その2

先に書いた、トリガーのガタがあるのはわざと?という疑問について。

諸々の方法でトリガーのガタを取ったらば、何故かディスコネクトされない事が増えました。
もしや、ディスコネクトに要する力でスライド後退の勢いを削がない様に、部品にガタを作ってわずかなきっかけでディスコネクトする様にしてあるのでは?

まあ、追々馴染んで解消されるという事にして。
暴発バースト、結構楽しいですよ?


問題点がもうひとつ発生。
集弾性がどんどん悪くなっていくなと思っていたら、ついにカートから弾が出ない事が起きる様になりました。
集弾性が悪いのって、もしやカートのパッキンがキツ過ぎる為かも?
マルシン製BB弾を使うと解消される可能性もあるので、後日検証。

本日行なった作業はフロントサイトの交換。
KSCのSTI用がそのまま差し替えできるので、一番低いものと交換して弾道のドロップに対処します。
弾が出たり出なかったりなので検証してませんが。

続く。  


Posted by たぐちやすたか at 23:51Comments(0)マルシン

2009年05月17日

マルシン キンバーゴールドマッチ

マルシン製の新規ライブカートリッジガスブローバックガンの第二弾、キンバーゴールドマッチ、気に入ってます。
ちなみに、実銃の名称はキンバーTEN2で、ゴールドマッチはスライドグループのグレードを指す様です。
(個体ごとにフィッティングを手作業で行ったモデルにその名が冠されています)
月刊GUN誌の2007年6月号の表紙と巻頭記事になっていますので、読むともっと楽しくなります。

このブログは問題点についてアレコレ気にして試行錯誤してみようという趣旨なので、早速問題点を羅列します。

・ハンマーを起こした状態で左方向に傾けるとサムセフティ左側が外れる
 前後のレバーを抑えるプランジャーのスプリングが短い事が原因なので、引っ張って少し長くするか、しなやかで長いものに交換すると良しです。
強くしすぎると今度はスライドストップがかかりにくくなります。

・トリガーがガタガタ
 トリガーの切れの軽さやディスコネクト後に戻さなくてはならない距離の短さなどはかなり好み。
 しかしながら、上下と前後にガタガタで非常に不愉快なうえに、上下のガタは作動不良の原因にもなる。
 トリガーとトリガーバーの接合部をタイトにして(自分の場合はトリガーバー先端のトリガー内にはまる箇所を軽く曲げた)、トリガー上下のフレーム内に瞬間接着剤で突起を作って、上下のガタを取りました。
しかし、もしかするとこのガタが動作に関係しているのではないかという疑問も。
これについてはいずれ。

 前後のガタ(遊びではない)は、フレーム内のトリガーバーが収まる溝の一番奥に詰め物をしてやるといいのですが、後述の問題で今現在はパス。

・インナーシャーシとフレーム(グリップ)の前半に上下に隙間が開いている。
 フレームの素材の反りが原因と思ってましたが、シャーシとフレームを結合するネジの位置の問題の様です。
 トリガーガードの前側にネジを立てていればこんな事も無いのでしょうが、本製品ではトリガーの直上あたりに立っています。
 強度的な不安もあるので、前者の構造にいずれ改変したい所。

・分解しにくい
 以上までに述べた作業には、シャーシとフレームの結合を解く必要がありますが、コレが凄く固い。
 グリップして親指が乗るあたりの裏側で大きな突起と穴が噛み合っており、フレームをかなり開かないと外れません。
 フレームの素材がヘビーウェイト樹脂なので、どこかのコーナー部分から裂けそうな気がして非常に怖い作業です。
 一度分解に成功したら、突起を削って分解しやすくしておきましょう。

・プランジャーケース(カバー)が浮いてプランジャーが外れる
 一度分解するとフレームにわずかに広がり癖が付いてしまい、フレームの素材の弾性でシャーシに押さえつけられているプランジャーケースが浮いてしまいます。
 プランジャーケースをシャーシにネジ止めする様にしました。

・バレルを外した後に再度組み立てるのにコツが要る
 アウターバレルの固定方法が曖昧で、アウターを正しい位置に収めたままフレームにスライドを通すのがなかなか上手くいきません。
 これは、慣れる他ないです。

・命中精度が悪い
 カートリッジ式故の問題点のひとつである、カートリッジからインナーバレルにBB弾が移動する際の不規則性が原因の様です。
 インナーバレルの前後ともにテーパーが切ってあってある程度スムーズに移動が出来ていると思いますが、よりスムーズにするべく、チャンバー側のテーパーの角を落として滑らかなスロープにしてやりました。
 カッターで荒削り>サンドペーパーを1000番まで当てる>コンパウンドで磨く>艶出し用の研磨剤で最終仕上げです。

5mでの集弾性はそこそこ向上しましたが、たまに出るフライヤーが予測不能な方向に飛ぶ事があり、そのあたり検証を進める必要があります。
どのくらい予測不能かというと、5m先の狙点の右下1m位の所に着弾したりします。
昔のカートリッジ式リボルバーみたいな弾道です。

・弾道のドロップが激しい
 ホップアップが無いので仕方ないのですが、初速が0.2gBB弾使用時で70m/s出ているのに、5m先でもかなりドロップしていて、リアサイトの調整では修正しかねます。
 微弱でもいいのでホップアップを追加してやるか、フロントサイトを低く・リアサイトブレードを高くしてやる必要ありです。

・ガス漏れ
 まあ、マルシン製品ですから、何とかする。

・リアサイトのエレベーションスクリューが長い
 いっぱいまで締め込むと、突き出した先がシリンダーに干渉して作動不良を起こしました。
 ちょっと削ってやりましょう。

とまあ、こんな所です。
スライドストップノッチが変形しやすいのも欠点ですが、ココは金属棒打ち込みで対処の予定です。

ハイキャパシティのガバが好きなので、このタイプのフレームをモデルアップしてくれたマルシンに感謝の意を込めて、じっくりと遊んでやりたいと思います。  


Posted by たぐちやすたか at 02:16Comments(0)マルシン

2008年07月19日

マルシン 8mmブローバック M2カービンの不調

マルシン製 8mmBB弾仕様ガスブローバックガンのM2(M1)カービンの不調の原因をいくつか。

まず、バルブシャフトの変形です。
マガジンバルブの打撃部が、打撃を繰り返される事で微妙に短くなって、バルブのストロークが不足して正常にブローバックしなくなる事があります。
スペリアルバレルを採用したロットで症状を確認しているので、メーカー側で未対処の問題なのでしょう。
修復にはバルブシャフトの交換が必要です。
(面倒な場合は、バルブシャフトの変形部を叩き伸ばして強引に対処できます)

次は、ボルトキャリアー右横のローラー部のガタつき。
ガタつきが原因でオペレーティングハンドルがうまく前後しない場合があります。
これはネジの締めなおしで直せます。
(ネジロックをお忘れなく)

次は、マガジンとシリンダー間の気密不良。
不調時に、マガジンを下から抑えてやると上手く動く場合はコレ。
原因は主にマガジンキャッチ部の磨耗で両者に隙間が開いてしまう事だと思います。
マガジンのガス放出口パッキンが膨らんだり上下に可動して気密を取る構造なら、多少の隙間は平気なのですが、そうはなっていない様です。
対処法は、磨耗部分の交換・加工とか、パッキンの加工とか、かなり微妙な作業なので具体的には書きません。

そういえば、6mmガスブローバックバージョンは発売中止になったのでしょうか?残念。  


Posted by たぐちやすたか at 20:53Comments(0)マルシン