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Posted by ミリタリーブログ at

2008年07月12日

WA シグマ40Fの新旧互換

旧型と新型の違いは、素材と刻印と放出バルブの形式。(だと思う)
旧型のスライドの素材はヘビーウェイト樹脂で、肉が厚くて非常にガッチリとした感じ。
新型のスライドはマルチロンと自称する素材になっているが、粘り気が無く硬い印象。
フレームは多分普通のABS樹脂です。

マガジンの放出バルブは、旧型の方が弱い打撃力で開放される様になっており、ハンマーの起き角がわずかでも(打撃力が少なくても)キッチリと動作する様になっている。
新型のバルブはいわゆるMGC(タニオコバ)系で、ハンマーの打撃力が少々強化されている様子。

動作は旧型がマグナらしいどっしりとした動き、新型が軽量スライドによる高速型。

で、新型に旧型のマガジンを使用すると快調過ぎてスライド破損の可能性が大です。
逆に旧型に新型マガジンを使うと不調気味です。

なお、トリガーメカに少々無理があって、ハンマーのトリガーバーと接する部分が削れてダブルアクションが効かなくなる事があります。
古いリボルバーのモデルガンみたいだ。
トリガーバーが、ハンマーの右に生えている突起(棒)を押してハンマーを起こし、途中でトリガーバーが下降して、ハンマーが解放されてバルブを叩くという流れで、突起がすり減る事でハンマーの解放タイミングが早くなり(=起き角が不足して)、バルブを叩ききれなくなります。
この突起を植え替える事で回復出来るのではないかと思います。(試した事が無いのであくまで推測です)  


Posted by たぐちやすたか at 01:05Comments(0)WA

2008年06月16日

WA ベレッタM84FS(初期型)のブローバック不調

極初期型のWA製ベレッタM84FSについて。
この製品はファイアリングピンがバルブの外周を叩いており、ピンの素材が固いスチール、バルブが柔らかいアルミのため、使い込むとバルブ外周の縁部分が広がる様に潰れてバルブのストローク不足を起こし、バルブロックがかかるまで押し込まれずブローバックに不調をきたします。

広がった分を叩くか潰すかで元に戻す事で、とりあえずの修正は可能です。
自分は、バイスにかませて矯正しました。

また、インナーバレルを保持するOリングが劣化してバレル位置が前寄りになって、BB弾保持位置も前寄りになった事でフローティングバルブの後退量が不十分となり、動作不調>ブローバックのみ>動作不調という風になる事があります。
(タナカ製マグナブローバックに特に多いです)
これは、部品交換・インナーバレル位置調整で修正できます。  


Posted by たぐちやすたか at 01:45Comments(2)WA