2012年11月18日
12年目のKSC G17
1999年6月に発売、12年目の現在も現行品のKSC製G17です。
発売時に、ほぼ同時期に発売のタナカ製にするかどうか悩んでこちらを選びました。
大きなトラブルもいくつかありましたが、基本的に頑丈で現在も充分遊べます。
大きなバージョンアップも互換性はほぼ維持されて行われており、今後も長く遊べる一挺と言えるでしょう。
さて、今回は突然にブローバックの勢いが落ちてしまい、原因を探った所、「インパクトハンマー」の変形が原因だと推定しました。
ノーマルパーツに交換するのも素直な方法ですが、せっかくカスタムパーツが存在しているのでそちらを試してみました。
まずはShootersDesign製のステンレス製パーツ。
定価¥3500くらいです。
非常にシャープで、若干オーバーサイズ気味なので、最初は動きが渋いです。
耐久性を重視するならいいと思います。
ただ、重量がノーマルの亜鉛製の倍はあるので、ハンマーの打撃力がそがれるかも?
どうやら、強化ハンマースプリングと組み合わせて使うのが目的の部品のようです。
お次はinfantry Tech製のアルミ製パーツ。
プラグ(フローティングバルブ)とセットでこれも定価¥3500くらいです。
こちらは7075アルミ製でノーマルパーツより遥かに軽量です。
説明書にも、軽量化でスピード向上を狙ったとあります。
前者が耐久性、後者が作動向上目的という感じでしょうか。
比較すると、ノーマルパーツのくたびれ具合がわかると思います。
この製品は、インパクトハンマー(バルブノッカー)をハンマーが直線的に叩くのではなく、
斜め上後方から「押す」様な仕組みなっているのですが、中間部にハンマーの打撃が
加わるためこのように曲がってしまいます。
10年以上かけてですけど。
さて、パーツを交換してみて、若干の改善はあったのですが、
まだ不満があったのでピストンカップも新品に交換しました。
ピストンカップは、外周部が薄く磨耗しているような雰囲気でした。
それでも、数年前に購入したG18Cと比較するとブローバックの勢いはいまひとつ。
まだ他に原因が隠されている様子です。
発売時に、ほぼ同時期に発売のタナカ製にするかどうか悩んでこちらを選びました。
大きなトラブルもいくつかありましたが、基本的に頑丈で現在も充分遊べます。
大きなバージョンアップも互換性はほぼ維持されて行われており、今後も長く遊べる一挺と言えるでしょう。
さて、今回は突然にブローバックの勢いが落ちてしまい、原因を探った所、「インパクトハンマー」の変形が原因だと推定しました。
ノーマルパーツに交換するのも素直な方法ですが、せっかくカスタムパーツが存在しているのでそちらを試してみました。
まずはShootersDesign製のステンレス製パーツ。
定価¥3500くらいです。
非常にシャープで、若干オーバーサイズ気味なので、最初は動きが渋いです。
耐久性を重視するならいいと思います。
ただ、重量がノーマルの亜鉛製の倍はあるので、ハンマーの打撃力がそがれるかも?
どうやら、強化ハンマースプリングと組み合わせて使うのが目的の部品のようです。
お次はinfantry Tech製のアルミ製パーツ。
プラグ(フローティングバルブ)とセットでこれも定価¥3500くらいです。
こちらは7075アルミ製でノーマルパーツより遥かに軽量です。
説明書にも、軽量化でスピード向上を狙ったとあります。
前者が耐久性、後者が作動向上目的という感じでしょうか。
比較すると、ノーマルパーツのくたびれ具合がわかると思います。
この製品は、インパクトハンマー(バルブノッカー)をハンマーが直線的に叩くのではなく、
斜め上後方から「押す」様な仕組みなっているのですが、中間部にハンマーの打撃が
加わるためこのように曲がってしまいます。
10年以上かけてですけど。
さて、パーツを交換してみて、若干の改善はあったのですが、
まだ不満があったのでピストンカップも新品に交換しました。
ピストンカップは、外周部が薄く磨耗しているような雰囲気でした。
それでも、数年前に購入したG18Cと比較するとブローバックの勢いはいまひとつ。
まだ他に原因が隠されている様子です。
2012年11月04日
KSC AK74M
KSCの新製品 ガスブローバックガン AK74Mを購入しました。
予算的に厳しかったのですが、現物を見たら我慢できずに(笑)
外観に関しては、パーツの分割をある程度省略してありますが、大半が金属製(アルミ)で黒塗装仕上げとなっており、AKらしい雰囲気になっています。
リアルさを重視するならスチール製のGHK製品をどうぞ。
個人的にあまりメリットを感じない、ストックの折り畳み機構。
鑑賞・部屋撃ち・サバゲでは畳めてどうなの?という印象しか無いのですが、軍隊で運用するには必要な機能なんでしょうね。
説明書末尾の実銃説明は4ページあり、AKの歴史と豆知識が簡潔にまとめられています。
恒例の隠しメーカーロゴは、セフティレバーの下に隠れていて、通常は見えません。
レバーの動きは、自分の個体は緩めです。
シリンダー&ピストンまわりを分解。
完全に分解してみましたが、フロートバルブ周辺は見慣れた光景なうえにやや面倒なので行わない方がいいです。
今回目立つのは気密取りがOリングではなくピストンカップである点です。
指で穴をふさいで動かしてみた所、気密はしっかり取れていました。
動きもスムーズです。
チャンバーまわりを分解。
ピストルやM4に採用された金属プレートでラバーチャンバーを押し下げる方式ではなく、樹脂板を介して金属シャフトで押す仕組みです。
ダイヤルの内側の傾斜に関係無くシャフトが垂直に動き、ダイヤルの動きにラバーチャンバーは左右されません。
チャンバー内側の突起は二股形状で弾道の左右のぶれを抑えます。
トリガーガード、グリップまわり。
カスタムパーツが上手く付くかどうか気になる所です。
作動は極めて軽快で、フルオートでリアルカウントの30連射撃ち切りも可能です。
ボルトキャリアーをアルミで軽量に作り、ストロークも実銃の70%程度に留めて、作動重視で作ってあります。
セミオート時の動きにも余裕があり、アルミ製のパーツを重い素材に変更すればリコイル重視型にする事も出来ると思います。
ボルトキャリアーが後退時にぶつかるバッファーを取り外すと、ストロークの延長が可能…と思いきや、ハンマーがボルトキャリアー前側に落ち込んでロックしてしまいます。
大幅な変更をしない限りは、延長出来たとしても10mm程度です。
実射は5m程度しか試していませんが非常に良好な印象です。
AK系のガスブローバックガンはGHK(旧/新)、SRC、WEから先行して発売されていますが、実射性能とサポート面のメリットでKSC製品も充分に魅力的だと思います。
予算的に厳しかったのですが、現物を見たら我慢できずに(笑)
外観に関しては、パーツの分割をある程度省略してありますが、大半が金属製(アルミ)で黒塗装仕上げとなっており、AKらしい雰囲気になっています。
リアルさを重視するならスチール製のGHK製品をどうぞ。
個人的にあまりメリットを感じない、ストックの折り畳み機構。
鑑賞・部屋撃ち・サバゲでは畳めてどうなの?という印象しか無いのですが、軍隊で運用するには必要な機能なんでしょうね。
説明書末尾の実銃説明は4ページあり、AKの歴史と豆知識が簡潔にまとめられています。
恒例の隠しメーカーロゴは、セフティレバーの下に隠れていて、通常は見えません。
レバーの動きは、自分の個体は緩めです。
シリンダー&ピストンまわりを分解。
完全に分解してみましたが、フロートバルブ周辺は見慣れた光景なうえにやや面倒なので行わない方がいいです。
今回目立つのは気密取りがOリングではなくピストンカップである点です。
指で穴をふさいで動かしてみた所、気密はしっかり取れていました。
動きもスムーズです。
チャンバーまわりを分解。
ピストルやM4に採用された金属プレートでラバーチャンバーを押し下げる方式ではなく、樹脂板を介して金属シャフトで押す仕組みです。
ダイヤルの内側の傾斜に関係無くシャフトが垂直に動き、ダイヤルの動きにラバーチャンバーは左右されません。
チャンバー内側の突起は二股形状で弾道の左右のぶれを抑えます。
トリガーガード、グリップまわり。
カスタムパーツが上手く付くかどうか気になる所です。
作動は極めて軽快で、フルオートでリアルカウントの30連射撃ち切りも可能です。
ボルトキャリアーをアルミで軽量に作り、ストロークも実銃の70%程度に留めて、作動重視で作ってあります。
セミオート時の動きにも余裕があり、アルミ製のパーツを重い素材に変更すればリコイル重視型にする事も出来ると思います。
ボルトキャリアーが後退時にぶつかるバッファーを取り外すと、ストロークの延長が可能…と思いきや、ハンマーがボルトキャリアー前側に落ち込んでロックしてしまいます。
大幅な変更をしない限りは、延長出来たとしても10mm程度です。
実射は5m程度しか試していませんが非常に良好な印象です。
AK系のガスブローバックガンはGHK(旧/新)、SRC、WEから先行して発売されていますが、実射性能とサポート面のメリットでKSC製品も充分に魅力的だと思います。